『名探偵コナン』は単行本94巻を出版している大人気シリーズです。(2018年7月現在)
そんな『名探偵コナン』には、今もなお謎に包まれている黒の組織のボスが存在します。
今回は「あの方」についてネタバレ有りの考察をしていきたいと思います!
【名探偵コナンの『あの方』についてネタバレ考察】
・黒の組織について
黒の組織は、第1話で工藤新一(くどうしんいち)を幼児化させたジンやウォッカが所属する大規模な犯罪組織です。
黒の組織の活動には、毒薬・APTX4869(アポトキシンよんはちろくきゅう)の開発や重要人物の暗殺、プログラムソフトの取引など秘密裏に行われています。
組織の本当の目的はまだ判明していませんが、半世紀前から「極秘プロジェクト」が進められているそうです。
・黒の組織のメンバー
・ボス/「あの方」
黒の組織のボスで性別、年齢、生存しているのかなど、すべてにおいて謎の人物です。
ジンやベルモットは直々の命令を受けている事から、生きているのは間違いないと思います。
ただ原作で「あの方」の正体が判明した人物は半世紀前に死んだ人物でした。
・ラム
組織の№2で「あの方」の側近で、ラムの正体もまだ判明しておらず、謎に包まれたままです。
噂される特徴としては「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」と十人十色です。
過去に事故で左右どちらかの片目を失った伏線から、隻眼の人物がラム候補として挙がっています。
・ジン
冷徹非道な男で、組織の中では実行部隊のリーダーとして地位が高いです。
「あの方」からも信頼されており、直々に連絡を受け取れます。
任務のためなら容赦なく元幹部をも殺す事から、組織のメンバーは目を付けられないように組織に忠実に働きます。
・ウォッカ
ジンと任務を組む事が多い幹部のひとりで、主に潜入捜査を行います。
ジンへの忠誠心は高く、ジンに対しては「兄貴」と呼んでいます。
・ベルモット
「千の顔を持つ魔女」の異名を持つ変装の達人で、その能力で潜入捜査や情報収集を行います。
表の顔は、ハリウッドの人気女優である「クリス・ヴィンヤード」です。
組織内では「あの方」のお気に入りと言われており、「あの方」から直接メールで任務の指示があるほど高い地位にあります。
組織の中でコナンや灰原の正体を知る唯一の人物です。
【『あの方』の正体は光彦!?】
・ボス候補
実は「あの方」はすでに原作に登場していると原作者の青山先生が発言しています。
その正体は誰なのか?
過去にボス候補として話題に挙がった3人の人物を紹介します。
・阿笠(あがさ)博士
阿笠博士はコナンが幼児化した際に「誰にも正体を明かしてはいけない」と助言した人物です。
この事から黒の組織について隠蔽しようとしたのでは?という意見があり、過去のボス候補でもっとも濃厚な人物でした。
ただし青山先生が阿笠博士は「あの方」ではないと否定しています。
・工藤優作(くどうゆうさく)
世界的に有名な推理小説家で「闇の男爵(ナイトバロン)」シリーズは世界的にヒットしています。
新一の父親で、息子以上の推理力や洞察力を持っており数多くの事件を解決しています。
原作の舞台で、かつて大企業のコンピューターに侵入し、データを荒らしまわった幻のコンピューターウイルスがナイトバロンと名付けられました。
そして、そのウイルスを組織が持っていた事から優作のボス疑惑が出ました。
・少年探偵団
少年探偵団の中でも、円谷光彦(つぶらやみつひこ)がボス候補として挙がっています。
うそーと思われるかもしれませんね(笑)
しかし、光彦の推理力はコナンと比べると劣っていますが、小学一年生としてはかなりの推理力を持っています。
博識で観察力もあり、何気ない一言で事件解決の手助けをしてきました。
また、コナンや灰原と同じくAPTX4869を飲んで2人の動向を探っているのではないかという意見があり、なかなか面白い考察です。
【『あの方』の正体の最新情報!】
2018年7月現在の情報では、原作で黒の組織のボスは烏丸蓮耶(からすまれんや)と判明しました!
ボスのメールアドレスが「♯969♯6261」で、携帯電話のプッシュ音が童謡「七つの子」のメロディから、「烏」に関わる人物を考察する意見がありました。
ボスを当てちゃった人は凄いですね!
烏丸蓮耶については、原作での登場がシルエットのみでまだ素性がわかりません。
半世紀前に99歳で謎の死を遂げた大富豪と言われていますが、実は40年前の時点で100歳を超えていたそうです。
コナンの時代に生きているとその年齢は約150歳となるので、生死も不明です。
【まとめ】
黒の組織のボスは烏丸蓮耶でした。
正体が判明しましたが、生死不明のままで真の目的がわからず、未だに謎多き人物となります。
参考サイト
ウィキペディア 名探偵コナン・黒の組織
https://ja.wikipedia.org/wiki/